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『ネコさんのアルツハイマー』と『年末年始のお休み』

みなさん、こんにちは。
まず、アイビーの年末年始のお休みのご案内です。

20151226年末年始

12月29(火)~1月4日(月)休診となります。
気になることがあるかたは年内に解決しておきましょう!

また、1月11日(月・祝)は副院長が不在となります。
皮膚科・眼科で受診される方はご注意ください。



アイビーでは今年も『冬恒例の病気』の子が続いています。

冬は寒いために飲水量が減り、トイレも我慢しがちになるため、
泌尿器系のトラブルが起こりやすい時期です。

【尿道閉塞】
尿の通り道が詰まってしまってオシッコが出せなくなり、急激に腎臓が壊れてしまいます。

【腎不全】
腎機能が低下して尿毒素が体内にたまってしまい、尿毒症を起こし嘔吐・下痢・痙攣などを起こします。


また、年末年始はヒトの生活が不規則となり、いつもは片付けるものが片付いておらず、
ペットの『誤食』が起こりやすい時期でもあります。
ご注意くださいね!

【誤食】
本来の食品以外のものをペットが間違って飲み込んでしまう事故が多発します。
20151226クリップ誤食
この子は、クリップの部品を飲み込んでしまいました。
先端が尖っているため、内視鏡での摘出は危険と判断し、胃切開での摘出となりました。
ダブルクリップ_convert_20151226084626

なにかとバタバタしやすい年末年始ですが、思わぬトラブルのないように、
注意してみてあげてくださいね。


今回、東大を中心とするグループからネコちゃんのアルツハイマーについての報告がありました。
ネコさんのアルツハイマー

以前から、ワンちゃん・ネコちゃんの『認知障害(痴呆症)』は知られており、
ペットの高齢化とともにケアが必要なシニア世代が増えています。
初期から対応すれば、かなり改善がみられるので行動や性格に変化のみられるシニア世代の
ワンちゃん・ネコちゃんはご相談ください!

20151226脳のイラスト

その中で、ネコ科の動物では、ヒトでいうアルツハイマー型の病変があることが明らかになりました。
この研究が進むことで、激増しているヒトのアルツハイマーの研究が進むだけでなく、
ネコちゃんの認知障害の治療も飛躍的にし進歩する可能性があります。

先日は、『ペット用の人工血液』の研究が進んでいるという報告もありました。
研究職の医師・獣医師がいるおかげで、救われるヒトやペットが増えるのはとても嬉しいことです。
ペットに直接的に関われる我々のような臨床獣医師は、
進歩していく獣医療を積極的に取り入れて、より良い医療を地域に還元できるように頑張りたいと思います。

今後も学会やセミナーに参加するために不規則なお休みをいただくことがあります。
ご理解・ご協力いただけると幸いです。

今年もいろいろなワンちゃん・ネコちゃんに出会うことができました。
この地域の病気がなくすことを目標に来年も頑張っていきます。
みなさん、良いお年をお迎えください!

アイビーペットクリニック 獣医師・宮澤 裕
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夏の皮膚病を防げ!勉強会&お得セット!

みなさん、こんにちは。

いよいよ梅雨入りしたそうです。
ジメジメしたり、暑かったりする時期ですね。
ワンちゃん・ネコちゃんの皮膚病が多くなる時期です。
皮膚科を得意とする副院長がお休みをいただいている間も、
皮膚病は襲ってきます。
我々とご家族の力でワンちゃん・ネコちゃんを皮膚病から守りましょう!

『皮膚病予防のセミナー』
『皮膚病予防キャンペーン』のお知らせです!
2015.06.16スキンケアセミナー
体質改善のカギは内・外からの総合的な補助です。
『内側からのスキンケア』としてのフードやサプリ。
『外側からのスキンケア』としてのシャンプーや保湿剤。
知っているヒトだけが知っている『本当のスキンケア』を学んでみませんか?
それぞれ、栄養管理、スキンケアの専門の方を講師にお招きした
豪華な2本立てです。
お席に限りがありますので、お早めにご予約をお願い致します。


2015.06.16スキンケアキャンペーン
本当のスキンケアに必要なアレコレをパックにしました。
皮膚向けのフードをご購入いただくと、
皮膚向けのサプリとシャンプー3種セットがお試しいただけます。
まだ残りがありますので、ぜひ効果を実感してみてください。

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変則診療のお知らせです。
6/20(土)院長 午前不在
6/27(土)、6/28(日)小笠原 終日不在

これらの日程は外来のお待たせ時間が長くなることが予想されます。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
変則診療や臨時休診などの情報はメールニュースのご登録が便利です。
メールニュースについてはこちら
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アイビーペットクリニック 宮澤 裕
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『ワンちゃんの死因』と『理想のホームドクター』とは…。

みなさん、こんにちは。

いきなりですが、動物保険のアニコム損保さんからこのようなデータが発表されました。

20150428死因

『ワンちゃんの死因No.1がガン』というのは以前から知られていました。
【ガン】や【心臓病】が死因の上位というのはヒトと同じですね。
今回、年齢ごとのデータが発表されたことで、いろいろなことが分かります。

1.ガン年齢
『シニア世代』とされる7歳にはガンの子がかなり増えていることがわかります。
一般に7歳のワンちゃんは、まだまだ元気いっぱいです。
我が子がシニア世代という意識のないご家族が大半ではないでしょうか。

2.【ガンの早期発見】
完治できる【ガン】も多々ありますが、このグラフでは『死因となったガンのみ』が反映されています。
『死因となったガン』は『完治できない種類のガン』『発見が遅れたガン』のどちらかです。
この2つが色分けされたデータを見てみたいような、見るのが怖いような…。

体の表面の【ガン】はご家庭や、診察の時に発見されますが、
体内の【ガン】はエコーやレントゲンなどの『画像検査』でみつかります。
逆に、血液検査で見つかるときはかなり進行していることが一般的です。
早期発見のために、シニア世代の子は元気に見えても画像検査が重要です!

3.【ガン】と【心臓病】の比較
命を落とす【ガン】は、それほど長く闘病生活を続けられないことが一般的です。
逆に、今の動物医療では早期発見すれば長期生存できる【心臓病】もたくさんあります。
そういった目でもう一度グラフを見てみましょう。
人生後半の死因が【ガン】よりも【心臓病】が多いことが重要です。
シニア世代の初期で【心臓病】にかかっても、うまく付き合えた子達が増えているんです。


他にもいろいろな見方のできる非常に面白いデータでした。
ワンちゃん、ネコちゃんの人生の最期を看取るまでが我々の役目です。
その前に、病気を早期発見することが
ホームドクターとして重要
と考えています。
早期発見できれば、『治せるものは治す』『治せないものも選択肢が多い』はずです。

こんな側面から、次回は『理想のホームドクター』について書いてみたいと思います。

長くなりましたが、アイビーからのご連絡です。

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1.獣医師の勤務日の変更
5月から獣医師・小笠原の出勤日が一時的に減ります。
その関係で診察のお待たせ時間が長くなることが予想されます。
7月には獣医師・小笠原の診察日が増えます。
また、副院長も診察に復帰予定です。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い致します。
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2.狂犬病予防接種の代行期間の延長
上記の件でご迷惑をおかけすることもあり、
狂犬病予防接種の代行可能期間が延長となりました。
相模原市、座間市、大和市にご登録の方は、
役所への手続きを8月まで当院で代行可能です。

7月から診察に副院長&獣医師・小笠原が復帰し、
外来のお待たせ時間がかなり短縮する予定です。
今年度の狂犬病予防接種をまだ接種していない方は、
7~8月に接種するのもご検討ください。
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アイビーペットクリニック 宮澤 裕
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魔法の言葉?『シンジンレンカン』

みなさん、こんにちは。
獣医師の宮澤です。

ここ数年でよく聞くようになった『シンジンレンカン』という言葉をご存知ですか?
漢字で書くと『心腎連関』となります。

心臓『全身へ血液を送り出すポンプ』であり、
腎臓『全身の血液をろ過するろ過機』と言えます。
そして、このどちらかが傷んでしまうと、もう片方も大きなダメージを受けるのです。
だから『心腎連関』

心臓病も腎臓病もシニア期にとても多い病気ですが、
どちらかに罹ってしまったら、もう片方も視野に入れた治療をしていきます。
全部の内臓で一人のワンちゃん・ネコちゃんですから、
全部の内臓のバランスを取るのは当たり前ですが、
特に『心』と『腎』のバランスは重要です。

さらに、どちらの病気もご家族が異変に気づかなければ、
発見が遅れる可能性
があります。
前回もご紹介しましたが、11月9日(日)に心臓病と腎臓病のセミナーがあります。
まだ数名分の席があります。
シニア世代のワンちゃん・ネコちゃんの飼い主様はぜひご参加ください。
【セミナーの詳細はアイビーHPをご覧ください】
01.jpg

私の学生の頃からの友人の中に心臓病の専門医が2人もいます。
二人とも忙しく働き、数多くの講演を行っています。
専門書にも彼らの名前をよく見かけるようになりました。
多くの心臓病の子たちを救いつつ、さらなる研究にも力を入れています。
そんな彼らは私の自慢でもあり、目標でもあります。
その一人はこちら
業績が凄い!

もう一人は大学教員なのでご紹介してよいのかわかりません…。

我々もホームドクターとして、
ハイレベルなオールラウンダーとしては負けていません!
この地域の病気をすべてなくせるように頑張ります!

アイビーペットクリニック 宮澤 裕
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感染症にご注意ください!&セミナーのご案内

みなさん、こんにちは。

災害のニュースが続いていますね。
『ゲリラ豪雨!』、『真夏日の記録更新!』、『観測史上最高の雨量!』など
日本でも地球温暖化の影響がみられます。
子供の頃のシトシトと雨が続く梅雨が懐かしいです。
日本が亜熱帯のような気候になってきたことで、各種の感染症も発生しやすくなっています。
8月17日にNHKでも以下のような放送がありました。
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山での餌不足の影響か、野生動物が市街地付近で発見されることが多くなってきています。
それらの野生動物がSFTSウイルスを持っているマダニを市街地に持ち込み、そのマダニが犬などのペットに寄生している可能性があります

愛媛県に住む62歳の男性が今年6月に倦怠感を訴えて入院。38℃の高熱がなかなか下がらず、食事もできなかったため5週間で体重が10kg減少しました。左眼にウイルスが原因と思われる炎症がおき、緊急手術にも関わらず失明しました。その男性は、入院する1週間前に飼い犬に付いたマダニを複数匹、手で潰したと話しました。男性が受診した松山赤十字病院の血液検査によってSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスが原因であると確認されました。

2013年1月、山口大学共同獣医学部の前田健教授がSFTSを日本で初めて確認しています。今回、前田健教授が男性宅の犬から16匹のマダニを採取し、そのうち6匹からSFTSウイルスを分離しました。また、愛媛県の犬33頭を検査したところ3頭からSFTSウイルスが確認されました。

厚生労働省の調査によると、現在までに主に西日本で95人が感染し、31人が死亡しています。

ペットに付いているマダニが全てSFTSウイルスに感染しているわけではありません。昨年、国が行った調査によると、マダニの同ウイルスの保有率は5~15%でした。なお、現地の動物病院では、犬にマダニ駆除薬を投与することを奨めています。
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マダニからうつるSFTSは治療法がなく死亡率が30%という非常に恐ろしい感染症です。
そしてSFTSを運ぶマダニ自体は、都市部も含め、日本中にいます。
まさに今が幼ダニのピークの季節です。
愛犬、愛猫のノミ・マダニ予防の見直しと、アウトドアに行かれる方は肌を出さないように注意しましょう。
マダニの消長

最近よく耳にするデング熱SFTSは、感染症法の定める4類感染症であり、
これらの疾患を診断した医師および獣医師は届出の義務があります。
それほどヒトの健康にたいして重要な感染症ということです。

ちなみに、エボラ出血熱は7つしかない1類感染症の一つであり、
最高クラスの危険度を意味します。
宇宙服のような防護服を着なければ看護もできません。

厚生労働省の感染症法に関するページ


このエボラ出血熱が日本に入ってこない保証はありません…。
良い例が、日本と同様に狂犬病(4類感染症)が発生していなかった台湾で、
2013年に52年ぶりに狂犬病が発生しています。
島国でも感染症が入り込んでしまうことがあります。
台湾では野生動物を中心に狂犬病が広がってしまい、根絶は不可能に近いと考えられています。

台湾での狂犬病発生

感染症は、知っていれば感染しない(もしくは感染のリスクを減らせる)ものです。
『病気は早期発見』『感染症は予防』鉄則です。

飼い主様がいろいろな病気や感染症の知識をもつことが我が子の健康にとって重要です。
ということで、セミナーのご案内です♪
いずれも14-15時で開催し、参加費用は無料です。
事前にご予約のお電話をお願いいたします。

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9/21(日) 心臓病&腎臓病
シニア世代に多い心臓病と腎臓病。
実はこの2つは密接に関わっているんです。
早期発見のポイントを中心に勉強してみましょう!

10/5(日) 猫フィラリアの恐怖
ネコさんのフィラリア症は、生前にフィラリア症と確定することはほぼできません。
なんとなく食欲がない、ちょっと咳っぽい…といった症状が2週間くらい出ます。
「風邪かな?」と様子を見ていると、運悪く突然死することもあります。
ネコさんのフィラリア症を一度勉強していませんか?

今年のセミナー一覧はコチラ
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ヒトや動物の健康に関する知識は日々変化しています。
我が子のために、いろいろな知識を身につけて元気に楽しく過ごしましょう!

アイビーペットクリニック 宮澤 裕
プロフィール

Author:アイビースタッフ
当院のHPもぜひご覧下さいね!

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