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変形性関節症

みなさん、こんにちは。

先日、ワンちゃん、ネコちゃんの変形性関節症のセミナーに行ってきました。

臨床獣医師がセミナーに行って勉強してくるというのは、
ちょっと変な感じがするかもしれません。

私達が活用する各種の専門書は各分野の世界的権威が執筆しますが、
必ずしも最新の情報ではありません。

各国の専門医が研究を進め、得られたデータを文献として報告します。
これらの文献をもとにさらに研究が進められ、
新たな診断法や治療法が確立していきます。

確立した診断法や治療法が数百ページの専門書として
まとめられるまでにかなりの期間がかかります。
さらに日本語訳して出版されるには早くても1~2年かかります。

したがって、各分野の一流の専門医が行うセミナーはとても貴重な情報源なんです。

今回の講師はフロリダ大学に所属する外科専門医のDr.Brian S.Bealeです。
整形外科の世界的権威の1人です。

さすがにセミナー会場は200人を越える獣医師で一杯でした。
セミナーの様子はこちら

2時間半があっと言う間に感じるくらい、内容の濃い今回のセミナーの中でも、
特にみなさんにお伝えしたいのが以下の3点です。

①早期の治療開始

その重さと痛みは相関するため、早期に治療を開始すべきです。
早期であれば、運動療法やサプリメントでの改善が期待できます。

②ネコさんの変形性関節症

高齢のネコさんに多く発症するとは言われていましたが、
Dr.Bealeの最新のデータではネコさんの92%に変形性関節症が…。
「うちの子は年だから」と思っていた子達も、「関節が痛くてジャンプできない」のかもしれません。
キャットタワーや出窓に登れる快適な老後を過ごさせてあげたいですね。

③サプリの重要性
ペットショップさんに置いてあるもの、人間用のサプリは論外ですが、
動物病院専用のサプリも種類が増えましたね。
動物病院のサプリでも、厳密に評価すると効果に疑問符のつくものもあります。
私自身もヒト用の関節用サプリを飲んでいます。
ワンちゃん、ネコちゃんも、使うなら効果のあるものを使ってあげたいですね。

もっともっとお伝えしたいことがあるのですが…。

当院では、ハミガキ教室、パピークラスを開催しています。
それぞれ、歯周病の予防と、若いうちからの適切なケアをテーマとして、
快適な老後、幸せな人生を目標としています。

次に開催したいと考えているのがシニアクラスです。
老後のワンちゃん、ネコちゃんと、そのご家族が快適に過ごすための知識。
ずっと一緒に暮らしたペットとの最後の数年間が
お互い楽しく過ごせるかどうか…
地域のホームドクターを目指す私達にとってとても重要な課題の1つなんです

今回の変形性関節症の内容も盛り込んで、
みなさんに貢献できたら嬉しいです

もうしばらくセミナーの開催をお待ちくださいね

アイビーペットクリニック 宮澤 裕
プロフィール

アイビースタッフ

Author:アイビースタッフ
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